朝10時からのお稽古

noyRのお稽古は、だいたい、結構、いつも、いや、だいたい、
朝10時からのお稽古が半分くらいございます。
午前中の日のひかりが爽やかでございます。
なにがすごいって、役者の皆さんがすごいでございます。
朝から夕方まで。
とか。
そして夕方からまた台本を読んだり考えたり、自分の仕事をしたりするのです。
とても清々しいでございます。
朝は朦朧と起き上がり朦朧と歯を磨き朦朧としすぎてコンタクトを入れ忘れ、
玄関を出て外を見て、ああ、コンタクト・・・
と、やっと気がつくくらい朦朧としておりますが。
電車に乗ってお稽古場まで歩いている途中でようやく目が覚めます。
はわわっ!
稽古場所間違えていないかをまず覚醒してすぐに確かめます。
ああ、間違えてない。ああ助かった。

集中と、閉じる。
その違いのお話をしているところでしょうか、この写真は。
ホントウに集中すると、開くのだと思うのです。
精神的視野狭窄に入ると、 閉じる。

なんのことかと言いますと、俳優の集中のことでございます。
大事なことに気がつきたいなら、自分の言葉の中から探すよりも、
相手を見る、相手の言葉のなかにそれを見つける。
そしたらたぶん、自分の言葉にも発見がある、と思うのでございます。
相手の言葉が聞けて、初めて自分の言葉も聞けるような、そんな気がいたします。
今日は昨日よりも少しだけ、階段を上がったような感じ。

素敵やん。


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