はたもとようこ

桃園会のはたもとさんでございます。
海組さんの長女でございます。

実生活も長女なのですかとお聞きしましたら、
次女さんだそうです。
ワタクシは勝手に長女だと思い込んでおりました。
今回の座組では一番おねえやんでございます。
年上の役者さんと一緒に創作できるっていうのがとても勉強になります。
同じように、年下の役者さんと一緒というのもこれまた勉強になります。
今回もありがたいことに年下から年上まで幅ヒロでございます!

今回、海組さんのほうが、ちょい、ちょい、ちょいちょい大人チームでございます。
大阪で「君ヲ泣ク」を上演しようと決めたときから、
次女のののさんよりも年上の女子をナメるように探しておりました。
そしてののさんよりもハクリョクなおねえやんを探しておりました。

は・・・は・・・は・・・・はたもとさん・・・・・・

はたもとさんやー!!!

そう気がついた時、ワタクシは仁王立ちになりました。
わー! ピピンときたでー!!!
というわけでございます。
海組さんと風組さんのお名前をつけたときに、
はたもとさんって海みたいやなぁとぼんやりと思ったのでございます。
広くて、でっかい。

そしてお稽古がはじまりまして、
はたもとさんはやっぱり海みたいに広くてでっかいのでございます。
穏やかな海。
夜の静かな海。
月夜の海。
真夏の真昼の海、というよりかは暮れていく夏の終わりの海。
少し肌寒い朝の海。

海だから、大きな波が起きます。
ただ、 荒れ狂う乱暴な波の海、みたいな大波ではなく。
はたもとさんの大きな波は、
哀しみの海の大波でございます。
涙が集まって海になったようです。

ああ抽象的すぎてなんのことだか、と思った方はぜひ観に来てくださいませ。


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