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2015年5月27日水曜日

バカボンのパパなのだ

毎日新聞さんに情宣に行きましたらばね。
受付ロビーにて座っておりましたらばね。
ななななな、なんと!
バカボンの、バカボンのパパが!!


ふらりとやってきたので、とりあえず一緒に写真を撮りました。
映画のポスターを背景にバカボンパパは宣伝写真を撮っていらっしゃったみたいで。
どうしてキグルミってあんなにかわいいのでしょうか。
たまりません。
ちょこっと動く手とか、足とか、たまりません。
バカボンのパパなのにたまりません。
キグルミのバイトってしんどいのかな・・・・・・
なんて不粋なことを考えてはいけません。
中には誰も入っていないんです。
これは全てバカボンのパパなのだ!

2015年5月23日土曜日

なななななななんたる失態!!!

なんたる失態・・・・・・・・・・
公演のご案内のメールを送りましたところ・・・・・・・
どうやら・・・・・・・
ワタクシ・・・・・・・
連続でメールしていたそうです・・・・・・・・・
 
「同じものが来てるよ」
 
と、教えてもらって初めて気がつきました・・・・・・
 
送信したらば、なぜか
 
送信エラー
 
と文字が画面に飛び出しまして・・・・・・・・・
 
なんで届かないんだろう? と思ってまた送信したのですが・・・・・・・・
重複して送ってしまった皆様、本当にすみません。
すみませんメールを送るのも申し訳なくなってしまい・・・・・・・
この場を借りて、お詫び申し上げます。
すみませんでした。
本当にすみませんでした。
 
ここねさんからメッセージが・・・・・・・・
 
「携帯メールをよく理解して、気をつけなさいね」
 
・・・・・・・・はい。
 
公演のご案内でーす。
 
tamhim大阪公演詳細
日時
6月4日 木 20時
65日 金 14■/20
66日 土 11■/14
67日 日 11■/14
 
※未就学児童のご入場はご遠慮願います。
 
◆上演終了後「TAMHIMトークラウンジ」
■上演終了後「おしゃべりカフェ」
 
会場 カフェギャラリー  
住所 557-00341-1-81F
 大阪市営地下鉄四つ橋線「花園町駅」番出口より南へ徒歩分
 南海線・地下鉄堺筋線「天下茶屋駅」番出口より北へ徒歩分
 
料金
前売り2000円
当日 2500円
高校生以下 1000円 
※全公演共通・全席自由
 
メール予約 
Web
 
上演内容
 
1番目上演
『マハズレ』
言葉 佐々木琢
空間 樋口ミユ
身体 黒田真史
時間 桜井智宏
 
2番目上演
『果ては戦友になる』
テキスト 樋口ミユ
演出 小嶋一郎
出演 田中ゆかり、荒木秀智
 
3番目上演
『地区Kについて』
共同演出 高田斉・二宮彩乃・宮尾昌宏
テクスト 高田斉・二宮彩乃・宮尾昌宏
出演 堀井和也、稲垣和俊、二宮彩乃、宮尾昌宏、桜井智広

2015年5月21日木曜日

でぐちここねさん

でぐちここねさん。
ただいま、タムヒムの情宣中。

2015年5月20日水曜日

無事に一関公演が終わりましたー!

無事に一関公演が終わりましたー!
たくさんの一関のみなさんに来ていただいて、
本当にありがとうございました!
ガレージホールさんには本当にお世話になりました。
素敵な小屋管理さんがいらっしゃいます。
看板いっぱい立ててくださいました。
感謝です。
皆さん、一関でいっぱい公演してくださいませ!

ニノさんが教えている中学生の皆さんも来てくださいって、
トラウマにならないか心配です。

一つの作品と長くかかわると、本当に面白いなと思うのでございますよ。
一関の日曜日の上演で、

あ、いつもと違う。

と思ったのでございます。
前の晩に、まふみさんとリビングで話しているときに、
たぶん、ワタクシはこんなことを言った。

リニアに乗りたい。

それはまふみさんが、

「なんか今、変化する途中の感じがしてて。枝葉が分かれていってるから、
丁寧ではあるんやけど、伸びて遅い感じがする。根本的に変えたほうがいいのかな?」

で、それにワタクシはこう考えたのでございますよ。
根本的には変えなくていいと思う。
太い幹はそのままで、まふみさんが言うように枝葉が今、どんどん分かれて伸びてる。
枝葉が分かれていくのが、今は、電車でいうなら各駅停車に乗ってる感じ。
だからそれを、

リニアに乗りたい、と言ったんだと思う。
そんでもって、一夜明けた日曜日で、

あ、いつもと違うと、ワタクシは感じたのでございます。
たくさんとまふみさんが、舞台上ですれ違いながら影響しあってる。
ふたりが影響しあうと、音響の桜井くんにまた影響が広がる。
たくさんは舞台上でいろんな無言の言葉を体の中に蓄積していって、
それが言葉になった時に、マハズレのテキストを書き出すんだろうなぁと思う。

今度は宇宙船に乗れるかもしれない。

共同創作共同創作つってるのですが、
マハズレをするたびに、共同創作しながらそれぞれのやるべきことが
どんどんクリアになっているように感じるのでございます。

打ち上げはなぜか焼肉。


疲れてしまったのか沈む二人。


たくさんのお父さんとお母さんが観に来てくれました。
あの頃の、お姉ちゃんのお話を聞いた。
そしてお父さんとfacebookで友達になる。
素敵佐々木パパ。


そして大阪からは、町を見下ろすパンイチのここねさんの写真が届く。
ハルカスのトイレだそうで。


グレープフルーツジュース100%を飲んですっぱい顔。


6月は大阪公演でございますー!
西成区存続でございますわね。

そしてワタクシは今週中にひとつ仕事を終えねばならずにヒーヒーいうております。
頑張ります。。。。

大阪公演詳細 3本上演順です。
 
『マハズレ』
言葉 佐々木琢
空間 樋口ミユ
身体 黒田真史
時間 桜井智宏
 
果ては戦友になる』
テキスト 樋口ミユ
演出 小嶋一郎
出演 田中ゆかり、荒木秀智
 
『地区Kについて』
共同演出 高田斉・二宮彩乃・宮尾昌宏
構成 二宮彩乃
テクスト 二宮彩乃・宮尾昌宏
出演 堀井和也、稲垣和俊、二宮彩乃、宮尾昌宏、桜井智広
 
日時
64日(木)20
65日(金)14時■/20
66日(土)11時■/14時◆
67日(日)11時■/14
 
※開場は開演の30分前
※未就学児童のご入場はご遠慮願います。
 
◆上演終了後「TAMHIMトークラウンジ」
■上演終了後「TAMHIMおしゃべりカフェ」
 
会場 カフェ+ギャラリー can tutku
住所 〒557-0034 大阪市西成区松1-1-8 出口ビル1F
 大阪市営地下鉄四つ橋線「花園町駅」4番出口より南へ徒歩3
 南海線・地下鉄堺筋線「天下茶屋駅」2番出口より北へ徒歩6
 
料金
前売り2000
当日 2500
高校生以下 1000円 
※全公演共通・全席自由

メール予約 tamhim6@gmail.com
Web予約 シバイエンジン

2015年5月16日土曜日

一関公演初日が無事にあけましたー!!

一関初日が無事にあけました!
たくさんのお客さまが来てくださって、
みなさまー!
本当にありがとうございます!

月曜日からガレージホールでお稽古をしております。
一関の空は広くて広くて、
空き時間にパソコン広げて仕事をしても、
なぜだかネットを繋ごうという気にならない空の広さ。
区切られていない空は、これ東京にも大阪にも繋がってるんだなぁと思える。

月曜日は明け方に一関到着。
火曜日はご近所にチラシを巻いてぇ
水曜日も駅前までチラシを巻いてぇ
木曜日は岩手のテレビさんがニュースの時間に、なんと生放送でご紹介をしてくださいました。
金曜日に本番無事すんでぇ、

そうそう、木曜日は座談会というものをしたのでございますが!
座談会終わってからもお客さんと話が弾みました!!
ワクワク岩手一関体験でございます。

今日は14時から本番ですっっ!!
ジュウジツの一関です。
照明機材を貸してくださった皿さんに、一関ならではのお酒を買いました!!

こちらがガレージホールの外観。
レモンイエローの建物でございます。


 
ゲネ風景でざいます。
 




土曜日は14時、17時公演。
日曜日は11時、14時公演。
大阪からはなぜかここネコさんがにぼしを食べる写真が届きましたー!!

 




2015年5月10日日曜日

岩手一関に行ってきますー!

岩手に参ります!
破れかぶれのジーンズも補強しました!
これで足の指を突っ込みさらに破けることはありません!
5足1080円という驚異的価格で購入した靴下でつぎあて。
も、もう少し履きたい。
お気に入りジーンズだから!
先に小屋入りしている地区kチームに岩手天候情報を聞く。。。
 
寒い。。。
2ヶ月前の東京なみ。。。
 
そんな。
そんなそんな。
もう冬服仕舞いましたのに。
そんな。
そんなあー!!!

2015年5月8日金曜日

芽が出ました!

ブーツバジルが!!
芽を出しました!!
お水は霧吹きであげるそうなのですが、
霧吹きがなくて、仕方がないので、、、
時代劇で傷口に酒をふきかけるように、
あるいは火吹きのように、
 
バジルに水を吹きかけました。
 
細かい霧を、自ら創りだす。
 
しかしこれでは、ワタクシの唾液も
混じるのではないのか?
 
あんま、よくないな、、、と反省して。
 
今日の稽古帰りに霧吹きを100均でお買い上げ。はじめからそうするべきだな。
それでもブーツバジルはすくすくと!!
かわいい芽を出しましたー!!
生命ってスバラスィー!
一歩いっぽ、芽が伸びていくのが分かります。
 
おお。
今日のお稽古もそんな感じ。
一歩いっぽ。
伸びる、というよりかは、
一歩いっぽ、
深めていく。
深めるためには、
相手を突っつく。
そんで影響を受ける。
ナカから、自らの刺激と、
ソトから、外部からの刺激。
どちらも必要。
 
 

2015年5月7日木曜日

これが松山公演のパンフレット座談会 5-『マハズレ』はどうやって姿を現したのか


5―――『マハズレ』はどうやって姿を現したのか

佐々木 そもそも、うちの姉ちゃんの話がしたいって言い出したのは俺なんだよね。そこは俺が決めてみんなが乗ってくれた。真史を決めたのはミユさんだったっけ?

樋口 そ。私が、琢さんと何か創る時に、言葉のないものをやってみたいって言うて、

佐々木 言ってた。

樋口 その時には必ず真史さんがいると思ったの。無言でも物語れる人。

佐々木 そうだ。もともとお姉ちゃんのモノローグ劇をやりたいって俺が言って、で、そしたら「琢さん、嫌かもしれないけど、言葉失くしていい?」ってミユさんに言われて、

樋口 ああ、そやそや。

佐々木 全然いい、面白そうじゃないすかって。

黒田 ということは、それぞれやりたいこと持ちこんでるってことや。

樋口 そうなの。

黒田 実は、私も、別なるものを持ちこんでいて。

樋口 何?

黒田 年末にね、おじいちゃんがね、体調が悪くてお見舞いに行ったら、もうね、命の灯が消えそうな状態を見て、結構それが衝撃で、それと年始にイスラム国の事件あったじゃない。うーん、命、って、なんなんだろうって、思って。政治的なことのために命が粗末にされている。命について、なんかやらんとあかんって思っていたフシがあって、琢の個人的な話やねんけど、自分の興味を持ちこんだの。おじいちゃんの、あの身体をやってみたいなと思ってそれを持ちこんでいるんです。

樋口 あ、でもそれがあるんやったら、牛乳差し出されたあとのあれはあったほうがいいと思った。

黒田 え、なんでなんで?

樋口 えとね、あれって簡単なフリやん。あれを全身全霊でやると、命ってものが見えてくるんじゃないかなと思う。私的にはね、大変エロティックな作品に仕上がっていると思っているのです。

黒田 そうなん!?

佐々木 エロいエロい。

黒田 露出が多いからちゃうん?

佐々木 エロスを感じる。

黒田 あんまり言われたことないわ。

樋口 やっぱり牛乳がね。

黒田 それは違うエロスやろ!

樋口 あれがね、私には生命にも見えるし、母親の母乳にも見えるし、やっぱり精子にも見えるし、それを、飲み干すのが真史さんしかおらんっていうのが、またエロティック。

黒田 みーちゃんって何かを見て物語とか、意味とか捉える能力に長けてるんやけど、今回は私らはそれを封じ手にしてるよね。

樋口 あ、それは、封じ手のほうがいい。でないと、私は意味をイロイロ置いていってしまうから。そうすると、真史さんの身体より意味の方が物語っていくから。

佐々木 封じるってほど封じ手もないなと思うけど?

黒田 ホント?

樋口 いや、私は意味をつけていいなら、たぶんもっと持ちこむと思う。

佐々木 例えば?

樋口 真史さん(の踊り)にもっと意味を求めると思う。そうすると、説明する身体になっちゃう。

佐々木 牛乳はミユさんが持ちこんだものですね。

樋口 なんかね、ポイントをね。実はあの電気の傘も説明。

黒田 何の説明?

樋口 家族、食卓、家の灯り。これとテーブルなかったら、どこのナンの話か分からヘン。最低限のものはいるかな。

佐々木 あれいい。

樋口 ほんまは一回くらいあれ揺れたい。

黒田 (以前一緒に創ったお芝居で)揺らしたよね?

樋口 私、灯り揺れるの大好きやねん。不安定になるやろ。

黒田 それやったら私より琢が揺らしたらええんちゃうん?

佐々木 揺らしていいなら俺揺らしたい。

樋口 マジで!? じゃ、次の稽古で揺らしてみ?

黒田 私が動いてヘンに揺らすより、琢が作為的に。

佐々木 あ、作為ね! 

樋口 一発目のインタビューあるやん。

佐々木 ああ。あの時。

樋口 揺れると不安定が見えると思う。

佐々木 こういう瞬間、今まさに。3人がこれいいじゃんってなる瞬間。

黒田 ああ、なるほど。

佐々木 こうやって出来ていくっていう。

樋口 それいいね、が積み重なると。

佐々木 もともと最初のコンセプトそれだったね。3人がピンときたら、

樋口 やってみよ! って感じなんですけどどうですかね、桜井くん。

桜井 勉強になります。

全員 (笑)

桜井 いい音創ります。

4-自分の作品と思えるか


4―――自分の作品と思えるか

佐々木 今回、心掛けてるところってある? 真史さん。

黒田 私はね、初めに琢が私小説書いて、みーちゃんが構成台本作って、初めはそのままやるつもりやったけど、台詞のない身体の作品を創るってことで、いつも私が(ダンス作品を創る)やる時には、○○な身体ってお題を創って、その身体を探るということをやってたから、構成台本からお題とか問いを見つけて、自分で自由に身体を考えさせてくれないかって私が持ちこんだ。それが故に、自ずと、こんな時間が欲しい、こんな稽古をしたいと提案させてもらって、いつもやったら演出家がこんな稽古の進め方をしますとか決めるんやけど、提案を必要な人がしていたなと思う。あと、自分の作品って感じがすごい強くて。

佐々木 ほう。

樋口 ほほう。

黒田 いつもは、稽古時間以外では、あんまり(作品のことを)考えないんだよね。

全員 (爆笑)

黒田 か、考えるよ! 課題があったら考えるけど、四六時中は考えないから。自分の作品と言っても過言じゃない覚悟で挑む、みたいな。自分のソロ作品ではないんだけど、そう言いきっても俳優として恥ずかしくない作品を創らねばという意気込みが違う。

佐々木 俺も俺の作品だと思ってる。

樋口 私もそうだね。

佐々木 俺は、受け入れる、かな。初めは出演する予定じゃなかったけど、出るのはやぶさかではないですって感じ。とりあえず受け入れて実現していく。それでもっとこの作品を良くするならどう考えるかってことかな。分業っぽいんだけど、そこは任せる、ここは考える、でも干渉しないわけでもない不思議な感じ。

 

3-TAMHIMの夢はあるのか?


3―――TAMHIMの夢はあるのか?

樋口 一緒の夢を見るかは別として、一緒に何かを創るのが共同創作やからな。

佐々木 志は一緒ですって、感じ。

黒田 それは?

佐々木 書いてある(チラシに)

樋口 一緒に夢は見いひんけど、作品は創れる。夢は……あかん。夢って言葉があかんな。

桜井 うん。夢って言葉は怪しいっすよ。

樋口・黒田・佐々木 (爆笑)

樋口 一緒に、ひとつのある目標を目指すことはできる。

佐々木 うんうん。だけど長期的に一緒に創るなら、どうすればいいんだろうなぁって。

桜井 バンドは、2、3年でやり尽くして解散って感じが多いような。わっと燃えて、離れるのは自然なことかなって。そのあとまたどっかで一緒にやることはありそう。

佐々木 桜井くんが言ってる点で交わるっていいね。同じ方向だけど、時々一緒に創ったり、また離れたり、

樋口 緩やかに?

佐々木 たぶんTAMHIMもそんな感じなんだろうなと思う。

樋口 自分のユニットがあって、それは自分を突き詰めたりする。それ以外に、いろいろやるうちのひとつにTAMHIMがあって。自分のユニット以外のところで(仕事も含めて)何をするか、得るか、経験するかによって、私の表現方法が多彩になっていくんやと思う。

毎回言うけど、演劇はどういうもんでも共同作業やと私は思ってる。ただ今回、共同作業感をものすごい広げてみた。いつもよりね、無理に、決めない。ひとりで決めない。4人職人集めたらこんなものが出来ました! っていうのにしたいのが今回の目標かな。

 

2-夢の発展はあり得るのか?


2―――夢の展開はあり得るのか?

 

黒田 どういうこと?

佐々木 そもそもね、俺はね。誰かと一緒に、理想や未来を語ったり、夢を見たりすることが、最近ね、出来ないって、難しいって思っていて。みんなはどうなのかなって。

黒田 確かにそれはいないかも。

佐々木 でも、劇団やってるじゃないすか。

樋口 それは同じ夢のもと?

黒田 まぁ、そう、なるかも、ね。

佐々木 桜井くんは?

桜井 今の夢を一緒に見るヤツ? うん、いますよ。一緒にいるヤツじゃなくて、こう、点、点とね。そういうヤツらと点と線で繋がってるみたいな。

黒田 私が、ああこの人、職人だなって思う人は、みんなひとりやな。

樋口 職人やからな。

黒田 だからやっぱり、私もひとりなんだろうなって気がする。

佐々木 桜井くんの、点で繋がるっていうのは面白いね。

桜井 ああ、でも、俺も、一緒に夢みたいヤツは、ひとりが多いな。

樋口 なんで一緒に夢を見るのは難しいの?

佐々木 例えば、劇団でいうと、役者と演出家の、ふたつの道が出来ちゃうみたいな。仕事がそれぞれあったりして、もとは同じ旗のもとに集ったのに。その時どうやって繋いでいくかって、同じ方向見ていられるのかなって。どうやったらそれが、叶うのかなって。

黒田 TAMHIMは? 一緒に夢を見てるの?

松山公演のパンフレットの座談会で使わなかったものたち 1―夢ってやつは


1―――――夢ってやつは、

佐々木 まずね、みんなにね、ちっちゃい頃の夢を聞いてみたい。じゃ真史から。

黒田 ええ!? ええ、え、えーとね、小学校5年生くらいの時にオードリ・ヘプバーンになると思ってた。

佐々木 す、すげぇ。

黒田 で、だんだん年いくにつれて、あ、現実はそうじゃないんだって分かってきて。

樋口 いい夢だねぇ。琢さんは?

佐々木 俺は小5でこの病気になったから、医者目指してた時期が長くて。でも全然勉強しなくて麻雀ばっかしてた。ミユさんは?

樋口 私はねぇ、夢のない人間やからなぁ。ナニナニになりたいというのはなくて、超能力が、あるんだろうな、いつ目覚めるかなとか。

黒田 なにそれ。

樋口 テレビを念力でつける修行をやって、ああ、まだつかんへん。目覚めはまだやなと。

桜井 俺もそれやってましたよ。

樋口 やるよな!?

桜井 電気のスイッチをこうやって(目を細める)

樋口 そうそう!

黒田・佐々木 ないなぁ。

桜井 手から炎とか出したかったですね。

佐々木 それって夢なの?

桜井 夢と呼んでいいのなら。『烈火の炎』っていう漫画が大好きで、あの主人公に憧れて。

樋口 アニメ系?

桜井 印を結ぶと手から色んな形の炎が。それをやりたくて夢にまで見て。

佐々木 じゃあ、今の夢は?

桜井 今の夢!? 

佐々木 今、現在持ってる夢。

桜井 なんだろう。長くなるかもしんないけど、この間、(俺が)器用貧乏って話あったじ

ゃないですか。

樋口 ごめん(そんなこと言って)

桜井 いや、俺もほんとそう思ってんだけど。あっちゃこっちゃ手伸ばして、なんでかなって考えて、これは役者とか、空間とか、音楽とか、映像というものを素材にして俺は何かを創るんだろうなって思った。例えば舞台で映像と音と役者を同列にして何かを創りたいなぁと、最近ぼんやりと思ってます。

樋口 マルチ? マルチ表現者? なんつったらいい、そういうの。

桜井 器用貧乏を、生かす方向で考えてみようかと。

樋口 器用貧乏表現者?

桜井 ナニナニ家とか、じゃなくて。

佐々木 作家とか、演出家とかじゃなくてってこと?

桜井 はい、そう。音楽家とか、そういう、肩書きの夢はない。

佐々木 素敵や……真史は?

黒田 今の夢?

佐々木 この年齢で聞かれることなくない?

黒田 ないねぇ。私は今やっている表現を続けたいと思っていてて。でも才能が、ないってね、とある人に言われまして。確かにない。でも、継続して、続けて……やー、夢ないな。夢がないっていうのが悩みかもしれん。おっきな目標とかじゃなくて、今が続けばいい、と思っている。

佐々木 それには俺も共感出来て、

黒田 これって、ほら、ニートじゃなくて、

佐々木 モラトリアム?

黒田 そんな感じ。

佐々木 俺もね。あ、なんで夢のこと聞いたかっていうと俺ね、今ね、夢が見れねぇって思っていて、具体的にね。一生演劇を続けるという夢を考えると、劇術監督になったりとか、賞とったりとか、おっきい劇場でやるとか、そーゆーの、やったり、なったり、しても、なんか、しょうがねぇなぁって……保育園のお遊戯会の台本書いたり、みたいなことでも一生演劇が出来たらそのほうが幸せな気がして。

樋口 幸せな演劇を、一生続ける?

佐々木 幸せに、演劇を一生続ける。

黒田 あ、私もうちょっと喋っていい?

佐々木 ごめん。途中で奪っちゃった。

黒田 私はね、職人がいいなと。自分なりの方法論をどんどん蓄積更新していって職人になりたいかな。俳優として。ダンサーとして。

樋口 ガラスの仮面読んだ?

黒田 え!? いや……

樋口 私は姫川亜弓を応援するで。

黒田 は?

樋口 才能でいえばマヤのほうがあるかしらんけど、姫川亜弓は職人やねん。

佐々木 ああ、はいはい。

樋口 真史さん、ガラスの仮面読むといいわ。

佐々木 うん、きっと将来演劇をずっと続けられるのは亜弓さんのほうだよね。

黒田 分かった。読むわ。

樋口 私の夢はな、本気やで。来世、クジラになりたい。あれ最高の生き物やん。だから今生、めっちゃ一生懸命生きなあかんねん。

桜井 クジラって一度陸に上がってるんですよね。でもまた海に戻って行ったから、人間超えたんすよね。

樋口 最強やろ? 

佐々木 いや、ミユさん、もうホントに分かんないから俺の話を続けるね。真史はさ、例えば、自分の夢を誰かと分かち合えたり出来る?