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2015年1月31日土曜日

朝の新宿にて悪夢をミル

よく乗る夜行バスは、大抵が新宿下車でございます。
朝の新宿は清々しい。
濡羽色のカラスが飛び交って美しい。
そして私はバスから降りて驚いた。
 
おお!!
ゆ、雪が!!
北海道とは全く違う雪が!!
雨交じりのぼちょぼちょした雪が!!
降っておりました。。。。。
 
一度家に帰ると二度と外に出たくなくなるようなお空模様。
帰る?
ううん、もうどうせ午前中から打ち合わせが新宿であるんだからそれまで
電源カフェで仕事するわっっっ!!!
というわけで、傘もなくぼちょぼちょした雪の中を歩く。
電源カフェを探すアプリでお店のメボシをつけようかと思った矢先、
 
あ、あいふぉーんが、、、、寒さのあまり40%ほど余力を残しているのに、落ちる。
な、なんですとー!!!
肩に、頭に、雪が降り積もります。。。。
歩くたびに冷たさが足から全身に伝わります。。。。
旅の友の、赤いスーツケースをゴロゴロと引っ張りまわしながら、
7時、朝の新宿を歩きます。
ああ、このお店は7時30分から開店なのね。
違う店に行ってみようかしら。
と、またゴロゴロスーツケースを転がして歩きます。
そのたびに、
ペタペタペタ、ペタペタペタ、ペタペタペタ・・・・と妙な音がしますの。
ビニールテープみたいなものが地面にあたる音かしら。
ペタペタペタ、ペタペタペタ、ペタペタペタ・・・・
そして雪はぼちょぼちょ肩に、頭に降り積もります。
ペタペタ、ぼちょぼちょ、ペタペタ、ぼちょぼちょ・・・・・・・・・
スーツケースの車輪に何か引っ付いているのかしら。
それにしてもこのスーツケース、なんだか転がしにくい。
いつもはこんな感じではないのに・・・・・・・
 
寒さのあまり、ワタクシ少しイライラしてしまいましてね。
思わず旅の友である赤いスーツケースを持ち上げ、ひっくり返し、
車輪に向かって叫んでしまいましてよ。
 
「ペタペタなんやねん! ビニールテープでも引っ付いてんのか!!!」
 
朝の新宿。
人もまばら。
それでも数人が振り向きましてよ。
そしてワタクシ、またもや驚きましてよ。
旅の友、赤いスーツケースの車輪が・・・・・・・・
 
 
 
・・・・・・・・どっかいった・・・・・・・
 
どこ・・・・・・・?
 
旅だったの?
あんなにいつも一緒やったのに。
買い替え時なの?
さようなら、ワタクシの旅の友、赤い彗星。
 


2015年1月27日火曜日

大砲

『白い砂の少女』を一緒に創作した九州大谷短期大学の少女たちの
卒業公演がございまして、これは絶対に観に行かねばなぁと思っておりましたら、
あら、ナント。
大阪から、西鉄久留米に行くバスがあるではありませんか!!
これはもう行くしかありませんことよ!
といわけで、
久しぶりにみんなに会いました。
はぁ! 本当に来てよかったでございますわよ!
彼女たちがこれからもブリリアントでいられますように。


 
着いたその日の夜にまたバスに乗るという強行旅でしたが、
おみやげも忘れずに買いました。
ええ、久留米ですから!
大砲ラーメンを!
そして大阪に着いてバスを降り、花園町で気が付く。
 
「はっ! み、みやげの紙袋が!!! ねぇっ!!!」
 
バスに忘れてくるという始末。
おおおおおみやげを、おおおお忘れるなんて。
大急ぎでバス屋さんに連絡すると、夜勤のおっちゃんが
 
「何を忘れたんですか?」
「えぐ、えぐ、えぐ、た、大砲、ラーメンを・・・・・・・」
「ああ、大砲ラーメン! それは大変です! 久留米からの帰りですか! それは探さないと! せっかく久留米に行ったのにね、絶対に探さないと大砲ラーメンは!!」
 
と、大変、親身になってくださった。
大砲ラーメンに何か思い入れでもあるかのよう。
無事、手元に戻ってまいりました。
おっちゃん、ありがとうございます。
 
そんな日もあれば。
仕事してご飯食べて眠ってまた仕事して、
そんでもって、
 

ここねさんを車に乗せて妄想運転をさせてみたり。


ヤコブの梯子が見れたり、


まっくろくろすけがいたり、


サドルが放置されていたり、


奈良のゆるキャラと誕生日が一緒だったのを知ったりして、



私の72時間はいろんなことが起こって過ぎて行った。
新聞とネットとニュースを観ても、
ホントのところは言えないことばかりなのだろうと思う。
もうとっくに始まってるんだなと、思う。

2015年1月26日月曜日

『希望という名のわたしを訪ねて』

伊丹想流私塾第19期生公演のお知らせでーす。
ワタクシは演出をさせてもらいます。
ドキドキです。
塾生さんたちが書いたものを、
この地球上、この世界で立ち上げる、
初の人間になっちまうのですから!!
責任重大です。
役者さんに助けてもらいながら、素敵な公演になります、きっとー!!!


『希望という名のわたしを訪ねて』

2月28日(土)19時
3月1日(日) 14時

北村想塾長のもと、筆力を磨いてきた新進劇作家たちが、関西で活躍する俳優・演出家に協力を仰ぎ、“卒塾公演”に挑みます。
今回のタイトルは、『希望という名のわたしを訪ねて』です。テーマはずばり「希望」です。塾生の11作品を一挙上演します。
ところで、舞台には「ベッドがひとつ」あるだけなんです。劇作家11名は、この二つの要素を、どのように紡いでいくのか。
さまざまな短編戯曲の連続上演にご期待ください。
監修
北村想
総合演出
高橋恵(虚空旅団)
演出
横山拓也(iaku)、高橋恵(虚空旅団)、樋口ミユ(Plant M)、
土橋淳志(A級MissingLink)、山本正典(コトリ会議)
伊丹想流私塾第19期生
[阿水セロン、井本幸子、彼方憲二、上坂京子、コタカトモ子、高間響、
田中浩之、とくらゆきこ、中空よおい、西川さやか、宮崎健太]
出演
あゆみ(遊気舎)、イシダトウショウ、石原正一(石原正一ショー)、
井田武志(sunday)、伊藤えりこ(Aripe)、牛嶋千佳(コトリ会議)、
澤田誠、杉原公輔(匿名劇壇)、竹田桃子、得田晃子、
水柊(少年王者舘)、宮川サキ(sunday)、山田まさゆき(突劇金魚)、
山本禎顕(スクエア)
料金
前売=1,200円
当日=1,500円
【日時指定・全席自由】
チケット発売日
1月17日(土)
チケット取扱
・アイホール
 TEL:072-782-2000
 info@aihall.com
 窓口:9時~22時(火曜休館)
 ※メールをご利用の方は、アイホールからのメール受信ができるよう設定ください。
お問い合わせ
・アイホール
 TEL:072-782-2000

2015年1月20日火曜日

ちいさな画伯たち

大阪におりますでよ。
can tutkuにいきますと、
画伯たちの絵で迎えられます。
おー!
なんかすげい!
たぶん、手芸カフェにやってくるらん先生とすみれ社長を筆頭に、
子どもたちが描いたのでしょうな。
他の窓ガラスも埋まっていくことでしょう。
おー!
なんかすげいぞ!



2015年1月17日土曜日

17日

20年という歳月。
道のり。
時間。
過去ではなく、
今、
ご冥福を祈ります。

2015年1月16日金曜日

メニューのないディナー

お仕事の関係で、ひょんなことからディナーをご馳走になりました。

当店メニューはございません。

てなお店なのでございます。
ワゴンに膨大な前菜料理が並んでやってまいります。
膨大な料理の皿を、ひとさらひとさら説明するというプレゼンがございます。
どれにいたしますか、的な。
何品でもかまいません、的な。
なんちゃら産のなになにというトマトでございますが、
調理法はどうなさいますか、的な。
メインもお魚、お肉がまるごとワゴンに並べられゴロゴロやってまいります。
あわびのソースはどうなさいますか、的な。
あらそうね、では肝を使ってソースにしてくださいませんこと? 的な。
デザートも山ほどワゴンに並べてやってまいります。
いちごは4種類ご用意いたしました。食べ比べなさいますか、的な。
この感覚は何に近いのだろう。
百貨店の地下食品売り場に近いのか。
その中からどれにいたしますか、と聞かれているようでございます。

ごちそうさまでした。
大変おいしゅうございました。
久々に料理の鉄人を思い出し、またあれ観てみたいと思いましてよ。
アルキュイズィン、でございます。
ミスター味っ子実写版でございましたな。

ワタクシ、食にあまり興味がない青年時代を送っておりましたが少しずつ、少しずつ、
食べることについて考えることが出来るようになってまいりましたな。
今、口にした大根はどこかの土に埋まっていたと思えるようになると、
それを運んだ誰かがいて、それを作った誰かがいる、と
「食物」について考えられるのでございます。
そんでもって今、口にした大根が胃袋に入って私の一部になるのか、と理解が出来た時から、
「生きる」について考えられるのでございます。
過去10年の食べ物によって、今の自分が造られているそうでございます。

ワゴンにゴォンとお肉の塊が並べられているのを見て、
肉の旨味を想像できるのと同時に、寒気を感じるのでございます。
かつて生きていたものを、私は今から食べるのだ。
と、寒気を感じる。
けれどワタクシは菜食主義者でもないから肉の旨味に身をゆだねるのです。
味わいながら、うまいと思っている自分に嫌悪感を持つ。
たまに吐き気を感じることもあるけど、気のせいだと流す。
脂質と糖質がうまいと謳うCMに頷いたりするのだ。
何も食べたくない。
という日々がある。
それは生きたくない、という意味ではなくて、
余分なものを食べたくない、ということでございます。
水分だけで今日は大丈夫だろう、という日。
稽古が始まるとだいたいそうなる。
ましてや、小屋入りしたらもう何もいらない。
すると妙なことに、体調が良かったりするのだ。
食べ過ぎると身体が腐敗していく気がする。
飢餓状態になると動き出すサーチュイン遺伝子のことを思い出したりする。
昔の人が、腹八分目と言ったことは間違いなく正しい。
身体に蓄えられた栄養分で人間は何日かは生き延びられる。
「半年何も食べなくても大丈夫!」
と、太鼓判を押された友人がいる。
なるほど、見るからに大丈夫そうな友人なのでございます。
何を、どれだけ口にして、何によって、自分はこれから生かされるのだろうか。
うまいなと口に運ぶたびに、考えてしまうのだ。


スプーンに乗っかっているのは、イチゴという姿をした未来だと思った、のでございます。












 

 
 









2015年1月13日火曜日

今日は飛ぶかな

有意義に有意義を重ね、
有有有意義となった札幌。
いい日々でございました。
今から東京に帰ります。
 
先日は機内に乗り込んだのに欠航のアナウンスがありましたのでね、乗ったからって安心できなくてよ、みなさま。
30分以上、待機の時間がありまして、
やがて、機長から本当に本当に申し訳なさそうな声で、
 
「えー、、、滑走路の、、、状態が、よくなるまで、、、待っておりました、、、が、、、よく、なりま、せん、でしっ、、、た、、、っ」
 
機長の語尾を活字にするならこんな感じ。申し訳ない思いが語尾に宿っております。そうです。思いは語尾に宿ります。
語尾は消さないで。
機長のこのアナウンスに機内は騒然。
ワタクシ爆笑。
機長のモノマネを、極東さんの打ち上げに舞い戻り披露しました。
きっとこれはもう少し札幌にいろってことだな。ほんで、いてよかった。
でも今日は欠航するとマジで困るので飛んでくださいジェットスターさん。
 

2015年1月11日日曜日

カラスは考える

北海道の寒さ対策を万全にしていたからか、
寒さは気持ちのよいものでございました。
しかしこんなにコケるとは。
もうね、つるっつるでございます。
立って立ってもつるっつる。
ワザとか? ワザとなのかと自分で突っ込みたくなるほどのつるっつるっぶりでございます。
あんまりにもつるっつるなので、最後は大笑いしながらつるっつるしておりました。
雪はフカフカなのですが、昨日と今日は少し暖かかったらしく、
ちょいと溶けてまた凍ってツルツルの地面が増えたようでこのつるっつるっぷりです。
しかしもう慣れました。
今日の朝はホテルから出た瞬間に2メートルほどつるった1回だけで済みました。
帰るまでもうコケないわ。
北海道ではコンビニで靴に装着するゴムバンドがあると、林くんに教えてもらいました。
その名も、「ころバンド」
ころばないぞう、という意気込みが伝わるネーミングでございます。
転ばない秘訣は、小股で歩くことらしいです。
ガッスガス、大股で歩いておりました。
なるほどね。
小股ね。
朝の札幌を歩くと、素敵なことが!!

カラスは考える。
真っ白い道に、鴉の濡羽色が映えます。


雪をざっくざっく食ってみたりして。


二匹に増えたりして。

 
カラスをマジカデ見れるのは朝の新宿だけかと思っていたが、すすきのでも見れました。


町にこんなに雪山が出来上がって、どこもかしこも真っ白。
雪が黒くない。
こんなにたくさんの雪を、はじめて見た。
雪のせいか、夜はなんだか明るかったような気がする。
初めての町を歩くのは、このうえなく贅沢だと思うのでございます。
極東さんは2時から観劇予定。
札幌のみなさま、ぜひ。

2015年1月10日土曜日

というわけで、北海道

足跡を、つけてみましてよ。
ほっかいどう、でっかいどう。
 
ノマドみたいなもんなのだから、
行こうかな、
と思った瞬間に
もう行っているのでございますよ。
極東さんを観にきましてよ。
観劇は明日でございます。
ジェットスターよ、ありがとう。
雪がちらほら。
仕事も忘れずでございます。
パソコンは肌身離さず。
とにかく何か食べよう。
オススメはなんだ? と、出口くによしくんに聞いてみたが、彼は函館の人であった。。。
 
 

2015年1月8日木曜日

ありのまま

あたたかい日が続きます。
2015年はじまって、はや7日。
七草粥でございますね。
昨日、ワタクシ、胃をやられました。
年末年始で食べ過ぎたせいでございます。
 
TAMHIM会議でございます。
タムヒムと読みますの。
ワタクシとニノと宮尾さんと小嶋くんとたくさんと高田Tの共同創作ユニットのお名前でございます。
みんなそれぞれ、自分のユニットがあるのだけれど、
6人が集まったタムヒムというチームは、
『共同創作』が根幹のチーム。
演劇って共同創作なんだけれど、
あえてそれを掲げるという。
公演詳細が決まりましたらご報告いたしますー!
ひたすら議論をし尽すのがタムヒムでございます。
宮尾くんは、「幸せな時間だ」と言いました。
そうだな。
 

美しすぎる演出家ニノに、

「アナ雪観たんやけど、あれがなんであんなヒットするのか私には分からん」

と素直に言ってみる。
すると、美しすぎる演出家ニノの見解は、

「あれは私が思うに、みぃんな、ありのままで生きてなかったから心に響いたんだと思うよ」

だそうだ。
なんか納得した。

 
 
帰りに月を見る。
星を見る。
イガイに、目黒区目黒は夜空がきれいなんでございます。
お星様、きっらっきらしております。


 
ここねさんの寝顔をもらいました。
松本大洋だ。

 
お雑煮をたくさん食べました。

 
お蕎麦も食べました。
 
 
スキヤキも食べました。
上を向いて歩こう。
でございますな。

 
 

時折、ふいに、突然に、何もかもが分かったと思う時があります。
何が分かったのか、
言葉に出来ないけれど、

ああ、分かったぞ。

と、思う。
これはなんだろう。
思考が、すっきりとクリアになる瞬間。
最近、やけにそんな瞬間が多いのだ。
そんな日は、目に見えるものすべてがあまりにも新鮮で、
あまりにも愛おしく思えて深く頭を下げたりする。

OH。
死期が近いのだろうか?

いや、そんなことはないだろうが。
はい。
ワタクシは、今年も元気でいることでしょう。