宮尾昌宏というもうひとりの男子

ああああああ!
12月になっていたじゃありませんか!!
稽古しかしておりません。
いや、それでいいんでございますが!
知らないうちに12月になっていた!

3人目の役者は宮尾さん。
アカデミーで初めて会った時は、あらー、まぁー、ギリシャ神話の中から
飛び出してきたのかしらー!
というくらいの美少年でした。
年齢とともに、いい具合に劣化してまいりました。
ワタクシはこの劣化具合が良いと思うのでございます。
2年前より今がいい。
それって素晴らしいじゃありませんか。
一時期あまりにもよろしくない劣化具合の時がありましたが、
なに?よろしくない恋愛でもしていたのかしら?
その時はさすがに、
「宮尾さん・・・イケナイ感じの劣化だね」
と、ご注意申し上げました。


そもそも。
今度、こういうのをしようと思っているんだと、台本を宮尾さんに見せた時には。
いつなのか。
どこでなのか。
どのように。
ワタクシはまだ何も決めてはいなかったのでございます。
 
「おれ、これやりたい」
 
という。
宮尾さんの一言がなかったら、もうちょっと考え中だったかもしれない。
とさえ思うのです。
彼はアカデミーの頃には、「ポンコツイケメン」という名を欲しいままにしておりました。
命名は、アカデミー二期生の母、リーコさん。
 
「宮尾、イケてるのに中身ポンコツやねん。でも私はそんな宮尾がかわいい!」
 
という、まさに母親っぷりを発揮していたリーコさん。
彼はポンコツではなく、
人力車であった。
と、ワタクシは思うのでございます。
 
ガソリン入れても入れても動かねぇなこの車。
ではなく。
彼を動かすのは他からのエネルギーではなく、自分の足だったのではないかしら。
 
と、ここまで書いて昨日ワタクシは寝てしまった。


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