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2013年9月14日土曜日

すっかり整えられました。

さてこの数日。
夏休みを過ごしましたワタクシ。
めちゃくちゃになった体内時計は、すっかり整えられました。
太陽とともに過ごすと体がもとに戻るのでございますわね。
太陽が昇るとともに布団に入るような生活を続けているとですね、
起きてるんだが寝ているんだかもう分からなくなりましてよ。
寝ているのに起きている。
起きているのに寝ている。
ほっておいたらいつまでも寝ている。
ほっておいたらいつまでも起きている。
これは人として良くないのねぇとつくづく反省でございます。

風の音しかしないところ。


空が海で、海が空になるところ。

ついこの前に終わったリーディング『ブラウンノイズ』に書いたト書きとおんなじように、
空を見上げたのでございますよ。


乗客0は空を見上げて、「わぁ」と声を上げる。

トガキ もっと正確に言うならば、空ではない。
見上げると頭の上一面に海。魚が飛んでいる。
手を伸ばすとウロコに触れ、背びれに触れ、尾びれに触れた。
びょんとヒレが伸びて羽になり、魚は鳥になってペタペタと地面を歩き回る。
乗客ゼロは鳥の背中に飛び乗った。
とたんに、鳥は四足の獣に姿を変えて時速200キロで走り出す。 

                乗客0は声をあげる。

                「あ、」

                「あ、」

                「あ、」

                「あ、」

トガキ びゅんびゅん景色がすっ飛んでいく。
赤、青、黄色、緑、ダイダイ、紫、あまりにも速すぎてその景色が町なのか、
森なのかさえ分からない。湖が空中に浮かんでいたかもしれない。
いつまでの終わらない二重の螺旋階段があったかもしれない。
乗客0は振り返り今まで自分がいたはずの駅を見た。
すでに駅の姿はなく緑のぶよぶよした生き物が無数にいて、 

                カエレー

                カエレー

                カエレー

トガキ と、鳴いていた。
四足の獣はさらに速度を上げて突っ走る。
もう引きかえさないさと、四足の獣が言ったような気がする。
 
 
 
よつあしのケモノ。
 
こんなところから、やってきたのかと、思いましてよ。
太陽とともに起きて太陽とともに寝床にもぐりましょ。

 

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