「空のハモニカ―わたしがみすゞだった頃のこと―」

本日は、てがみ座さんのゲネにお邪魔しました。
なぜならば。
ワタクシ、3日のトークイベントの司会を承りましたのでございます。

そして東京ですが、ねをねぇさんがいらっしゃいます。
京都公演から一緒に東京公演のお手伝いをしていらっしゃるのでございます!
金子みすゞ好きは必見でございます!

 

演劇ユニットてがみ座 第8回公演
「空のハモニカ―わたしがみすゞだった頃のこと―」

言葉にならない最後の詩、綴るように生きた日々。

1930年春、下関。愛する娘を残して26歳で命を絶ったテル。
亡くなる前日にはひとり肖像写真を撮った。まるで生きた証を刻み付けるかのように。
大正後期に黄金期を迎えた童謡詩の世界で、星のようにひときわ輝いた名がある――「みすゞ」。
テルが金子みすゞとして生きたのは、ほんの三年ほどの僅かな時間だった。
路地裏の狭い家に移り住み、「みすゞ」としての筆を絶つテル。
夏越まつりのお囃子が、ふるさとの遠い海を連れてくる。
漁で栄える小さな町。どんなに胸に描いても、あそこに帰ることは、もうできない。
空一杯にこだまする「みすゞ」の残響を掻き消すかのように、ぬかるみを歩き出すテル。
大きな空は喪ったけれど、足下に、水に映る小さな空を見つけた――。
テルが「みすゞ」という名を捨てて自身を綴るように生きた最後の日々。
それは言葉にならない、けれどきっと光への詩。

脚本:長田育恵(てがみ座) / 演出:扇田拓也(ヒンドゥー五千回)

京都公演:2013年7月5日(金) ~ 7月7日(日)
東京公演2013年8月1日(木) ~ 8月4日(日)
京都公演:京都芸術センター共催
東京公演:座・高円寺 日本劇作家協会プログラム10『新しい劇作家シリーズ②』

出演

福田 温子 今泉 舞 箱田 暁史 (以上てがみ座)

石村 みか
大場 泰正(文学座)
久保 貫太郎(クロムモリブデン)
森 啓一郎(東京タンバリン)
新井 結香(劇団桟敷童子)
斉藤 まりえ
中田 春介

公演スタッフ

演   出扇田 拓也(ヒンドゥー五千回)
脚   本長田 育恵(てがみ座)
舞台監督杣谷 昌洋
舞台美術杉山 至+鴉屋
音   響笠木 健司(クロムモリブデン)
照   明木藤 歩
衣   裳阿部 美千代((株)MIHYプロデュース)
方言指導松角 洋平
宣伝美術山下 浩介
撮   影伊藤 雅章
録   画彩高堂「西池袋映像」
手   紙右近金魚
W E B NORICO(RICOSTYLE)
制   作藤田 晶久
制作助手高橋 ゆうき
広   報MAICO.
制作協力小野 和佳子、キューカンバー(京都公演)、秋津 ねを(京都公演)

【東京公演】  
劇場:座・高円寺1
座・高円寺 日本劇作家協会プログラム10『新しい劇作家シリーズ②』

本番:2013年8月1日(木)~4日(日) 公演数:全7回
タイムテーブル[東京公演]
8月1日(木)14:00(☆◎)19:00
8月2日(金)14:00(◎)19:00
8月3日(土)14:00(◎)19:00(■)
8月4日(日)14:00 
☆=プレビュー公演 3,000円
◎=託児サービスあり
■=終演後に、“新しい劇作家シリーズ・トークイベント”あり
ゲスト:マキノノゾミ、徳尾浩司(とくお組) 司会:樋口ミユ

以下のサービスは劇場で承ります。
お申込・お問い合せは座・高円寺チケットボックス℡03-3223-7300まで。
※車椅子スペースをご利用の方は、前日までにお申し込みください(定員あり)。
※障害者手帳をお持ちの方は、座・高円寺チケットボックスでのご予約に限り1割引きになります。
※託児サービス(定員あり・対象年齢1歳~未就学児・1週間前までに要予約)料金:1000円。
所在地は、こちらをご覧ください。

<東京公演>
座・高円寺 日本劇作家協会プログラム「新しい劇作家シリーズ」とは?
戯曲の力で次代を興す若手〜中堅たちを、劇作家協会が紹介する企画です。
7月~8月に4作品を集中上演いたします。

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