芸の真髄でしたあー!

『身世打鈴』無事に終了いたしました!
もう、もう、もう、芸の真髄でした!
can tutkuの桟敷がきゅうきゅうでした!
観に来てくださったみなさま、本当にありがとうございました!

10時からcan tutkuへスタッフが集合して仕込み開始でございます。
さっさかサクサク進みます。
道案内の看板をつくる中野くんや、
客席をつくる橋本くんや、
段ボールをかきあつめるののさん。

 照明チームもサクサクと。
照明チームの若旦那の大西くん。
音響担当はくによしくん。
 

あ。ちゅーまに仕込み一段階終わりでございます。
ののあざみさんとパンチひいたり2人でイロイロ。
あんまり手際がいいから、

「手際がいいね」
と、言うと
「うん、昔劇団アグリーダックリングってとこにいたことあるから」
と、ののさん。
「めっちゃ奇遇やん。あたしもやねん」
とか言いながら基本の仕込みが終了。
出口店長がお昼ご飯を買ってきてくれてお昼休憩。
ゆったり休憩。


すると新屋さんたちが小屋入りでございます。
おっきーい幕を一枚つって、段ボールとビールケース、そして
Aftershockで使った自転車を置くと完全に仕込みが完成でございます。


小道具をささっとつくる制作の今村さん。


打ち合わせ終わると写真タイム。

本番は17時の夕方から。
16時30分に受付開場だったのですが、
みなさまスタンバイがとっても早くてもう客席はきゅうきゅうになりました。

こんなに。
客席と舞台に隔たりがないお芝居はじめて観た。
オモニの身の上話。
目の前の観客に語るのです。
当然、もちろん、聞いている人に話しかける。
そりゃそうだ。
そこに壁はない。
あったら身の上話にならない。
どこをどう切り取ったってオモニ。
そのもの、その人がいる。
何が驚くって、新屋さんは在日ではなく日本人。
イガイに知らない人が多いとか。
でもあれはそりゃ驚くわ。
だってすぐそこにオモニがいるのにさ!

お芝居が終わって新屋さんがご挨拶。
お客さんたちに、

「皆さん、ひとり芝居やらはったらええねん。婦人会の集まりとかで、やるわー、言うて。
でばってやらはったらええねん。でばるのは長生きのコツですわ。やりはったらええわ。
みんな人ってかわってますねん。自分の半生、お話してあげはったら喜ばはりますわ」

私でも誰でもあなたでも、お芝居したら楽しいですよと誘うのです。

初めて観に来たお客さんが、
「こんなお芝居初めてです」
と興奮していたり、

「またもう1回観たかったんです」
というお客さんがいたり、

「一度観たかった。観れて良かった」

というお客さんがいたり、

素晴らしい一日。


「またご一緒しましょう」 と、新屋さんとお約束。

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