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2011年6月30日木曜日

台本ノートその3

はじめまして。僕らの…なんて呼べばいいのか。
ご先祖、と、いうわけでもなし。
オリジナル、と、いうわけでもなし。

僕らの、故郷で生きていた、僕らと同じ姿をしていただろう、あなた。

くわぁと、涅槃の男はあくびをした。

マンゴーGOGOGO

奥様、ご存じでございますか?
マンゴーのおいしい召し上がり方。

奥様、マンゴーをどうやってお食べになられますか?
ええ、ああ、はい、そうでございますね。
半分に切って、真中にあるデカイ種を取って、
サイコロ状に切り目をいれて、皮をお皿のようにして
食卓へ・・・
ええ、ええ、一般的でございますわよね。

とか言いながら、ワタクシ、マンゴーを切ったことはございません。
というか、お湯を沸かすのさえメンドクサイ女子でございます。
ご心配にはおよびませんことよ。
しっかり生きておりますので。

さて、問題はマンゴーですのよ奥様。

樋口家の母上さまと父上さまからマンゴーが送られてきまして。
そしてご丁寧に食べ方まで教えていただいて。
というか、

「こう食べなあきませんで。いつまでサイコロ状に切り目いれてまんねん」

という圧力団体のような電話でございましたね。

では、どう食べるのがツウなのか。

母上は、リンゴの皮をむくように、マンゴーの皮をむけとおっしゃいました。
そして、まるかぶりにしろと。
桃を食べるときのように、まるかぶりにしろと。

「え、だけどお母さん、種はどうするの?」

かぶりつきな、と。
繊維の最後の一本まで、かぶりつきな、と。
それがツウなんだ、と。

ではさっそく本日試してみましょうか。。。

果汁がしたたるのではないのかしら。。。

え、お風呂場で裸で食べなきゃいけないかしら。

それはまた次回にて候。

2011年6月29日水曜日

台本ノートその2

シュッと、マッチのこすれる音。
              火薬の匂いがする。
              さきほどの若い男が、ランプに火を灯す。
              風が吹いても消されることがないような、
              しっかりしたランプ。
              若い男はぐるりと空間を見た。
              そこに。
              寝台がひとつ。
              その上に、真白な布に包まれたものが横たわっている。
              若い男がそれをじっと見ている。
              やがて、若い男はその真白な布をはらりと解いた。

「なに見てるんや」

              若い男は息を詰める。

「なに見てるんや」

              若い男は一度、ごくんと咽を鳴らした。
              ランプの灯り。
              目を凝らしてみる。
              うっすらと、見える。
寝台の上には涅槃の男。
              くっちゃくっちゃと、何かを噛んでいるような
              不愉快な口の音。

「なに見てるんや、ちゅうてんねん」

2011年6月22日水曜日

安い時と、高い時にかぎります。

「そのTシャツかわいー」

イケてる男子からそう褒められればうれしいものでございますね。

人間というものは。

そして得意げに言うのです。

「これ300円」

そしてそのイケてる男子は言うのです。

「大阪の人、絶対言うよね」

ええ。

お値段がお安い時には必ず言います。

もしくはとてもとても高い時にも必ず言います。

イチキュッパなんて普通のお値段の時には言いません。

なにも特別ではございませんもの。

お安いならまずは1000円を切らないと、でございます。

2011年6月21日火曜日

台本ノートその1



言葉を食べる人間がいる。
食べた言葉はその人間の腹に溜まる。
言葉を食べつくすと、無音の世界がやってくる。
一体のミイラがいる町。
はるか古代の人間のミイラ。
ミライの人間は古代のミイラの身体の発掘を始める。
ミライがミイラを探る。
ミイラがミライを探る。
発掘の目的は、言葉。
ミイラの体を解体すると、言葉がもう一度世界に戻ってくる。

と、ノートに書いてそのあとで、3月11日がやってきた。

震災前と、震災後のわたしたちは、確実に違う。

2011年6月19日日曜日

なんや知らんけど。

なんや知らんけど。

ケンミンショーがテレビから流れておりまして。

「大阪」特集でございましたね。

だもので、考えてみました。

大阪特有フレーズ。

大阪ではよく聞きましたね。

「なんや知らんけど」

使用方法は、自分の話をしたいときに

相手の注意をこちらに向けるために、

話はじめに使ったりしますね。

もしくは、話の終わりに付け足します。

その場合は、少しの不満感とともに言うと

よりいっそう、「なんや知らん」感がにじみ出ます。

お試しあそばせ。

2011年6月14日火曜日

期間限定公演001 『WWW』 公演情報

お芝居のお知らせでございます。

期間限定公演001 『WWW』

作:樋口ミユ 演出:棚瀬美幸

ゼロゼロワンと読みまして、題名はワンダフルスリーと読むのでございます。

年があけて、2012年には大阪公演もございます。

夏の蒸し暑いときに皆様ぜひお越しくださいませ。



★キャスト:出口弥生
      条あけみ(あみゅーず・とらいあんぐる)
      キタモトマサヤ(遊劇体)、
 丸山英彦(デス電所)

★スタッフ:舞台監督/河村都(CQ
音響/大西博樹
     照明/プラン 葛西健一
     
★公演日時:27日(水) 19時30分※アフタートーク 坂手洋二氏(燐光群)
      28日(木) 19時30分
      29日(金) 15時※アフタートーク 長谷川寧氏(冨士山アネット)
             19時30分※アフタートーク 松井周氏(サンプル)
      30日(土) 14時

<全5回>上演時間1時間30分  
<受付は開演の1時間前・整理券発行/開場は30分前>
<6歳未満の方のご入場はお断りしております>

  場所:こまばアゴラ劇場

  ワークショップ 31日(日曜日)
14時「高校演劇のつくり方こわし方 in 関西」
18時「女性劇団のつくり方こわし方 in関西」
                (各2時間)
★チケット料金<日時指定・全席自由>
前売り:2500円
当日:2700円
学生:1700円
ワークショップ:各1000円(公演の半券提示で500円)

  チケット発売日 614
  チケット取り扱い コリッチ http://ticket.corich.jp/apply/28067/

  お問合せ先 limit001_www@yahoo.co.jp


2011年6月12日日曜日

おひさま 

皆様、観ていらっしゃいますか?

「おひさま」

朝の連ドラの根強い人気。

そういえば、ワタクシもはまりましたね。
ふたりっ子。
あれは西成が舞台でしたから、地元のお話になると
なぜか観てしまいますわよね。

ワタクシ、最近、チロっと観てしまいました。
なんておしゃれなモンペをはいているのでしょうか。
いやいや、そんなコトよりも…
なによりも気になるのが、主人公の名前でございます。

陽子。
ああ、太陽の陽でございますか。
いいお名前でございますね。

ようこという女性について、考えずにはいられません。
漢字はどんな漢字でもいいのです。

よ う こ

と耳に聞こえれば。

陽子
洋子
葉子
容子
曜子

いろいろな漢字がございますね。
しかし、漢字がどれであっても、

ようこ

と名付けられた女性は、皆様…
大変強い女に成長されるのでございます。
ええ、ええ、ワタクシの個人的統計でございますが。

女の子を妊娠中の奥様方、もし、今お名前の名付けで頭を悩ましていらっしゃるのなら、
ぜひ、ようこ、と名付けてくださいませ。

自分を律することが出来るしっかりした女性に育ちます。
ちょっくら、自分のまわりの、ようこさんを探してみてください。

私に女の子が出来たら、陽湖(ようこ)と名付けたいものでございます。

いえ、妊娠の予定は一切ありませんが。

2011年6月3日金曜日

キャッチコピー

大事でございますね。
キャッチーなコピー。
そして、それは町にあふれておりますね。

大阪・西成今里は宝庫でございました。
一歩あるけば名作にぶち当たるのでございます。
「なんでやねん」
の突っ込み満載でございます。
ああ、素晴らしかった。

こちらでもそんな名作がないかと自転車を走らせながら
毎日観察しております。

なかなかぶち当たりませんが、
本日、見つけました。
この素晴らしい名作。


見えますか?

「見てがっかり買ってしょんぼり!Z級古書店」

もういっそ行かねばと思わせるこの文章。

素晴らしい。