戦友という言葉が好きなわけ

年末といえば忠臣蔵じゃございませんか。
子供の頃から大好物でございます。
勝手な統計ですが、おじいちゃん子、おばあちゃん子は
時代劇が好きになる率が高いように思います。
夕方から始まる暴れん坊将軍。
遠山の金さん。
時代劇好きはここから始まるのではないでしょうか。
そして、成長とともに必殺仕事人。
大人になったら鬼平。
そしてゆるぎない人気の、忠臣蔵。
四十七士が帰ってくるシーンが大好きでございます。
これから切腹が待っているというのに。
忠誠心でしょうか。
志をともにするということに深い感動を感じます。
ワタクシが思いますに、人間が集まって何かしようぜ、となると
そこにはきっとやせ我慢が生まれるんだろうなと思うわけです。
それがイイんです。
歯を食いしばって耐え抜く、というような。
身を引き裂いて、断腸の思いで、というような。
そこに感動をおぼえるわけです。

ただのMでしょうか。
ただのMでしょうね。

しかし、そのやせ我慢をともに味わった人間を戦友と呼びたいのです。

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